常磐会大学で外部講師として、年に数回、講義をしています。内容は、「保育実習の心得」で、保育実習に望む心構えのアドバイスをしています。資料に基いて少し話した後は、パワーポイントで実際のあすか保育園の保育の様子や、子どもの姿、保育園で大切にしていることなどを話始めると、寝ていた学生も起きてくれます(笑)。 保育士になりたい学生が減り、保育養成校も減ってきており、後進の育成が課題になってきています。確かにハードな仕事だし、難しいこともたくさんあるけれど、子どもと共に生活する楽しさや、子どもの発想や発信の楽しさ、そして子どもが持つ不思議さや深さを、少しでも伝えたいなあと思っています。
うちの職員が母校の大学を訪れて、担当教授にこんな感想を伝えていました。「実習生を受け入れるって、本当に大変なことだとわかりました。今から実習させて頂いた園に行ってお礼を言いたいぐらいです。」と。確かに実習生を受け入れる保育園側は、大変だけど、後ででもそんな風に思ってもらえたらうれしいし、甲斐があります。実習生を大切に受け入れながら、保育という仕事の楽しさを、後進に脈々と伝えていきたいと思っています。保育はとてもいい仕事です。





