たてわりグループで、最近起こった出来事を、担任が保護者に発信しました。(9月30日・コドモン発信)
今日のサークルタイムでは、遠足の内容や電車の中のお約束、最近ファミリーで起こっている出来事について話し合いました。
1週間ほど前から、にじファミリーのタオル掛けの引っかける部分がいくつかなくなっています。「ここないな」と気にしてくれているお友達もいます。
タオル掛けの引っ掛ける部分は、ねじになっています。緩んで、無くなってしまうと困るので、毎日保育士が締めて帰っています。けれど、毎日一つ、二つと無くなっていくのです。どうしてなくなっていくのかな? 無くなったねじも見つかりません。どうしてでしょう? 子ども達に聞いても、一緒に探しても出てこないのです。ファミリーのみんなと話してみました。
コップやタオルをかけられなくて困っているお友達がいること、今までのファミリーのお友達が大事に使ってくれたから、今のファミリーのみんなが使えていることを伝えました。子ども達は、どう受け止めたでしょう。
くるくる回して遊んでいる間に落ちてしまったのか、何か違う理由があるのか、保育士も考えてしまいます。
疑ったり、誰がしたのか見つけて怒ろうとしているわけではありません。もし何か不安に思っていることがあれば話を聞きたい、遊んでいるうちにとれたなら、「とれてしまった、ごめんね、つけて」と言えるファミリーでありたいと思っています。
子ども達の思いを受け止めながら、子ども達と一緒に考えていきたいです。
後記
幼児クラスの後半期、このような事件(?)が起こることがあります。保育士さんたちは、頭を悩ませながら、子ども達と一緒に考えます。上記に掲載した内容は、その様子がとてもよく書かれていて、なおかつ、とても愛情を感じました。子どもの状態をできるだけ敏感に察知し、いろいろな心の葛藤を受け止めながら、職員でたくさん話し合い、日日を過ごしていきたいです。