【ご参考 2025年度の地域交流の日程表です。2026年度は後日、ご案内します。】

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。
【ご参考 2025年度の地域交流の日程表です。2026年度は後日、ご案内します。】
3月31日です。年度最終日。やっぱり寂しい。みんなとても成長したと実感しているし、温かい気持ちで、それぞれの次のステップに送り出してあげたい気持ちでいっぱいだけど、胸が少しざわざわしています。
それはきっと、やり残したこともいっぱいあるからじゃないかと思います。もっとできることがあったと思うことに心当たりがあるからだろうと思います。
施設長研修で、「コンパッション」という言葉を教えていただきました。「コンパッション」とは、ラテン語で、直訳する日本語はないのですが、「共感」のより深い意味「痛みをともに引き受ける。」という意味だそうです。AIによると、「相手のくるしみや辛さに気付くこと」「それを和らげたいと思い、行動しようとすること」とあります。保育や福祉の幹となる言葉のように思います。自分がこの道を目指した時に、最初に抱いた心持ちだったと思います。
そして今。子どもに対して、保護者に対して、職員に対して、そのことが実行できていたかというと、甚だ自信がありません。というより、はっきり言ってできてなかっことが、たくさん思い出されてきます。
でも、後ろを向いてばかりじゃいけないので、「コンパッション」をもう一度胸に刻んで、仲間と共に進んでいこうと思います。子どもにも、保護者にも、職員にも、寄り添って、進んでいきたいと思います。
来年度、幼児のたてわりファミリーを、2つのファミリーから3つのファミリーに再編します。1ファミリーが13~14人ぐらいで、こじんまりと、よりファミリー(家族)に近い形になります。内部議論を重ね、他園に職員全員で見学にも行った結果、新しい形態でより子どもにとって過ごしやすい、楽しい環境を目指して、チャレンジします。
今、NHKで、発達障がいを持つ、裁判官のドラマ、「テミスの不確かな法廷」が、放映されています。その中で、主人公が「わからないことがわかっていないと、わからないことはわからない。」というセリフが何回か出てきます。「なるほどなぁ。」と、私は妙に納得してしまいます。わからないことをわからないこととして、きちんと自覚することは、とても重要でかつ、それがわかった時はとてもうれしかったりします。わからないことがわかっていく作業を、遊びの中で、いっぱいしてほしいと思います。私たち大人は、「問いを立て」、「問いを投げかけ」、「知らなかった世界に出会わせ」、子どもが自分で考える力を、楽しさの中でつけていけるように、援助したいと思います。こういうことが、「生きる力」に繋がっていくと思います。
新しいたてわり保育の枠組みが、その手助けになりますように。
あすか保育園では、「子どもの主体性を大切にした保育」を目指しています。では、子どもの主体性とは、何なのでしょうか。 子どもの主体性とは、子どもの人権が守られ、子どもが自分の意見を述べ、意欲を持って生活を送る中で育まれます。つまり、やりたいことがある、好きなことがある、好きな友達がいる、「私は、~がしたい。」という気持ちや行動が、子どもがいきいきと生きること、つまり主体として生きることに繋がっていきます。 では、「私は~がしたくない。」は、どう考えたらいいのでしょうか。「~がしたくない」も、その子の大切な意見だし、気持ちだと思っています。
そこで、今年度の「きらきらひろば」は、全員が一律に劇に出る、合奏をするということをやめて、きらきらひろばにいろいろな形で、主体的に参加することを目指そう、となりました。きらきらひろばは、表現活動を大切にする取り組みです。歌や、合奏や、劇だけでなく、制作することも、表現活動です。なので、作ることが好きな子はそのことにウエイトをおいた取り組み(電車を作る取り組み)であそびを深めました。ただそのことは、本番では、とても分かりにくいので、これまでの姿を今日は、DVDで紹介することにしました。 私たち大人も、演劇が好きな人、演劇を見るのが好きな人、歌を歌うのが好きな人、歌を聴くのが好きな人、いろいろですし、歌を聴くのが好きな人に、無理やり歌ってなんて言わないと思うのです。 確かに子どもはすごい可能性を秘めていますから、色々と誘いかけはこちらもする。楽しさを伝える努力は惜しまない。それでも子どもが嫌だと言ったら、無理にさせることはしません。 そしたら、わがままで自分勝手な子どもになるんじゃないか? と心配される方もいらっしゃると思います。自分勝手な子どもにはなりません。啓発小学校の前の前の教頭は、私の教え子で、とても若くに教頭になり、信頼も強い人でした。今この観覧されている保護者の中にも、教え子がいますが、とてもいい子に育っています。安心してください。笑。
「東淀川ドコドコドン(以下「ドコドコドン」)17」が、11月22日(土)に、柴島高校で行われました。「ドコドコドン」は、「太鼓の響きに人権の思いをのせて」をテーマに、保育所・小学校・部落問題研究会・中学校・高校・支援学校・社会人の人たちが一堂に会して、演奏を披露します。「お互いの演奏に刺激を受け、明日に向かって激励しあう場」として設けられた「ドコドコドン」は、今年17回目を迎え、ますます盛況です。当日、5歳児は、オープニングの「笑(わら)」という曲で、お兄さんやお姉さんが演奏する中、踊りでスタートし、出番では、「神楽~そもそもは~」を、演奏しました。他の団体の太鼓の演奏もしっかりと見て、とても刺激を受けました。災害や、不審者から子どもを守るためには、地域の見守りや繋がりがとても大切です。地域の繋がりをこれからも大切にしていきたいと思いました。
常磐会大学で外部講師として、年に数回、講義をしています。内容は、「保育実習の心得」で、保育実習に望む心構えのアドバイスをしています。資料に基いて少し話した後は、パワーポイントで実際のあすか保育園の保育の様子や、子どもの姿、保育園で大切にしていることなどを話始めると、寝ていた学生も起きてくれます(笑)。 保育士になりたい学生が減り、保育養成校も減ってきており、後進の育成が課題になってきています。確かにハードな仕事だし、難しいこともたくさんあるけれど、子どもと共に生活する楽しさや、子どもの発想や発信の楽しさ、そして子どもが持つ不思議さや深さを、少しでも伝えたいなあと思っています。
うちの職員が母校の大学を訪れて、担当教授にこんな感想を伝えていました。「実習生を受け入れるって、本当に大変なことだとわかりました。今から実習させて頂いた園に行ってお礼を言いたいぐらいです。」と。確かに実習生を受け入れる保育園側は、大変だけど、後ででもそんな風に思ってもらえたらうれしいし、甲斐があります。実習生を大切に受け入れながら、保育という仕事の楽しさを、後進に脈々と伝えていきたいと思っています。保育はとてもいい仕事です。
4・5歳児の後半ごろから、「性」への関心が高まる子どもが出てきます。テレビやメディアの影響も大きいと思います。近年、「性教育」についての、私たちの研修も増えました。今は、「包括的性教育」といって、人間関係やジェンダー学、人権の観点から、性を考える教育となっています。子どもの姿としては、「パンツ見せて。」や「おちんちんみせて。」、トイレを覗きに行く。などの行動が多く、保育士もその都度、対応しています。サークルタイムで、体の話をしたり、関連絵本を読んだりもしています。(絵本:ぼくのはなし・おちんちんのえほん・あかちゃんはどこから 他)
日本は、性教育に対して、長い間、タブー視されてきました。知らないことを知りたいと思うのは自然なことです。大人は、①ごまかさない ②うそをつかない ③恥ずかしがらない ④おこらない を念頭に置きつつ、子どもと一緒に考えていきたいと思います。自分の体を大切にしていってもらいたいこと、特にプライベートゾーン(水着で隠れる部分)は、自分で守ってほしいことなどを、伝えていけるといいなと思います。
幼児の給食後、事務所に遊びに来てもいいことになっています。来れるのは、4・5歳児で、事務所の入り口に×がついていない日。これがなかなか人気で、「事務所に遊びに来ていいですか?」と事務所の入り口から聞いてくれます。事務所では、ラQ、パズル、ゲーム、お絵描き、などの遊びができます。約束(制約)がたくさんあって、12:10を超えると事務所には入れないこと。最大8人で締め切り。終了は12:30。電話がかかってきたら、おしゃべりをやめること。狭い場所なので、けんかは、しないこと。12:25になったら全員で片付けて元に戻すこと。いろいろな制約があるけれど、皆、きちんと守ってくれます。先日、ファミリーの取り組みの時に、サークルタイムに入らず、ふざけている5歳児を見かけました。その子が昼に、「事務所にきていいですか。」と、聞いてきたので、私(園長)は、「あすか保育園で楽しく遊んでもらおうと、事務所にも来ていいよってしてるんよ。みんながやりたいことはできるだけさせてあげてるよね。だけどあなたはどうかなぁ。楽しいことだけして、みんなとちょっと頑張らなあかんとこが頑張られへんのはどうやろねぇ。サークルタイムで先生やお友達の話しも聞いてほしいなぁ。」と・・・。その子はちょっとばつが悪そうに、「わかった。」と言いました。子どもとこんなかけひきもしています。(笑) 子どもだって、人間関係の中で、保育園という社会の中で、生きています。勝手なことだけでは通用しないことをちょっとずつわかっていってほしいと思います。私が注意したあの子は、あれ以降も毎日のように事務所に来ています。そして、サークルタイムにも参加しています。(笑)
以前、第3者評価のアンケート結果について、コメントを載せたことがありました。
アンケートの中で、「先生は楽をしたいだけなのかと思う点がいっぱいある。」と書かれている方がいて、とてもショックを受けました。私たちが至らないことも多いですし、知らないうちに、その保護者の方を傷つけてしまっていたのかも知れません。もしそうなら、本当に申し訳ないと思います。ただ、あすか保育園の保育士たちは、子どもや保護者に寄り添い、理解しようと、毎日、一生懸命努力しています。「楽をしたいと考えている保育士」は、一人もいないのです。でもそのように感じさせてしまう言動や行動があるのでしたら、改善しないといけませんし、ご意見、ご批判等は、感じられたときに教えていただけたら、保育の改善に繋がりやすく、ありがたいです。(2025年2月28日)
この内容について、複数の保護者の方から、ご意見を頂きました。
・あのような意見を言われる方がいるのかと驚いた。 ・丁寧に見てもらって、感謝しかない。 ・保育参加に来ると、保育士さんは本当に大変だと、頭が下がる。
いろいろな意見があって当たり前ですし、私たちが完璧だとも思っていないけれど、このように励ましていただくと、とても嬉しかったですし、「また、がんばろう!」とも思えました。 職員に保護者からこのような励ましを頂いたことを伝えました。
保育は、人を育てる仕事です。温かくて誠実な人を育てたい。そして自分達もそうありたいと思います。そのためには、保育士と子ども、保育士と保護者、保育士同士が信頼しあい、リスペクトしながら過ごすことがとても大切だと思っています。
5月31日(土)、天候がとても危ぶまれましたが、あすか保育園のみんなの行いの良さ(^▽^)で、雨も降らず決行することができました。
春から、毎朝、みんなの部屋(フリースペース)に体育遊具を用意しておいて、体を動かす遊びに親しんできました。当日はそんな姿を見てもらい、途中からは、保護者も登場して、一緒に体育遊びを楽しみました。「あすかのひろば」の話し合いで、「リレーはやっぱりしたい」と子ども達が言うので、どんなリレーにするのか、話し合ったり、実際にいろいろと試してみたりしました。当日は、トラックの4分の1をジャンプで、あとの4分の1をスキップで、残りを全力疾走で走りました。頭が身体に動きの切り替えの指示を出し、それに基づいて体を動かすことは、思っている以上に子どもにとっては高度なことです。一生懸命トライする子ども達に、拍手喝さい。親子競技(バルーンであそぼう・フープしっぽとり・ドッジボール・いづれかを選択)も盛り上がりました。
当日、卒園児も来てくれていて、卒園児と在園児(参加したい子ども)でしっぽとりをしました。卒園児同士、また在園児と、「わー、ひさしぶり。」「げんき~?」と抱き合う姿も見られ、感動。
保護者対保育士の大縄跳びは、保護者が大勝利を納めました。(なんで??)
後日、保護者からの感想も、多数寄せられました。保護者の方は、保育園の思いをとてもよく理解して下さっていて、「自分で考えて、取り組む行事」であることや、「好きなことを十分楽しむ行事」に共感していただいたご意見が多かったです。あらためて、引き続きその理念を大切にしていきたいと思いました。