保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

伴走者

10月26日に各クラス、懇談会がありました。懇談での園長の話です。     

 たてわり保育も今年で4年目を迎え、年を経る毎に、たてわり保育の良さを職員は実感しています。大人の硬い頭を柔らかくしてくれ、人間本来が持つ人と人とを結ぶ力の凄さを教えてくれたりします。何歳だからとか、男だから女だからとか、障がいがあるないとか、そんなこと全然関係なしに、得意なことは教えてあげて、出来ないことは助けてもらう。そんな自然の摂理というか、人として当たり前のことを、でもとっても大事なことを、子ども達は毎日毎日積み重ねてきています。大人も見習わないとと思います。          

 今年のノーベル生理学・医学賞の受賞者に新型コロナウイルスのmRNAワクチンの開発で大きな貢献をしたハンガリー出身で、アメリカの大学の研究者カタリン・カリコさんら2人が選ばれました。カリコさんは、科学者をあきらめて家庭に入る女性たちに対し、「私は女性として、母として、同僚の女性の科学者たちに対し『家庭を持つことと科学者でいることのどちらかを選ぶ必要はない』と伝えています。子どもはあなたをみて、見習います。あなたが子どもの模範になることが重要なのです。」これは、母であるあなたが、あきらめずに輝いてほしいというメッセージです。そしてこうも語っています。「好きなことがあることが何より大切です。」と。カリコさんは、ペンシルバニア大学を追われるなどの逆境の中にありながら、自分の力を信じて研究を続けてこられました。子ども達にも、自分の好きなことが見つかるように、私たち大人は、伴走者になって援助していきたいと思います。

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