保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

あすかのひろば

 「あすかのひろば(5月27日)」の取り組みが、今年もとても充実していました。運動の好きな子、苦手な子、ハンディキャップのある子、いろいろな個性の中で、どうしたらみんなが楽しめるのか、子どもたちは、一生懸命考えていました。例えばリレー。歩く子と、走る子、速い子と、そうでない子、どういうリレーにしたらいいのか、いろんなアイデアを出し合いました。「考えて」「表明して」「聞いて」「合議して」「調整して」=とても民主的な取り組みを経験しています。当日、体育遊びも子どもたち自身が工夫して配置し、普段の姿をみていただけました。そしてリレー。ハンディのある子や、走るのが苦手な子どもは、距離を短くして参加することになり、自分の力を出し切ったリレーになりました。リレーが始まる前に、こんなドラマも・・・。前日までに、話し合いで決めていたリレーのアンカー。そこに、当日、アンカーがしたいという子が出てきます。保育士は、もともとアンカーに決まっていた子に変更をできるか聞いてみますが、答えは「ノー」。説得を重ねた結果、今日、アンカーをしたいといった子どもは、アンカーの前に、タスキをかけて走ることで、合意しました。(タスキがかけたかったようです。笑)説得を試みている間、他の子ども達は、じっと待ってくれました。自分も納得いかないことが起こった時に、決まったことをくつがえしたり、待ってもらうことがあるからだと思います。保護者の方も、ゆったりと待ってくださいました。(ありがたかったです。) いろいろな事件(?)が毎日起こって、子どもたちと一緒に考えてきた成果はここでも現われたように思いました。

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