2024年は、能登半島地震や飛行機事故など、不穏な幕開けとなりました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。1月もあっという間に過ぎようとしていますが、今年も、皆が楽しく元気に過ごせるようにと祈るばかりです。本年もどうぞよろしくお願いします。
1月20日(土)あそびとまなび保育・教育研究会の「環境を変えれば保育が変わる!」の研修に行ってきました。
今後10年~20年の間に今ある職業の49%は、AIにとって変わられると言われている中、子どもにとって、ますます生きにくい時代になるかもしれません。OECDはグローバル・コンピデンスとして「自分で考え行動し、未来を切り開く力 = ① 世界を追求する力 ②異なる観点があることを認める力 ③ 考えを伝達する力 ④ アクションを起こす力」を挙げています。
1月23日(火)に受けた研修、「意欲と想像力が育つ環境」(関西学院大学・橋本祐子先生)では、子ども主体性を尊重する教育・保育について学び、「保育士は教えすぎていないか。」と警鐘を鳴らされ、「子どもは自分でやったことしか身につかない。」「子どもは考えるチャンスがあればあるほど、自分で考えるようになる。」とも。
両研修を通して、私が感じたことは、AIに意欲や思いやる心は育てられないということ。人の気持ちに寄り添い、助け合って生きていく大切さを、生きにくいこれからの時代だからこそ、伝えたいし、育てたい。だから子ども主体の保育(一人一人が大切にされる保育)を、みんなで今年も考えていきたいと思いました。