子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

里帰り保育

 お久しぶりの投稿になります。早いもので今年もあとわずかとなりました。今年は、暖かい日が多く冬の訪れを遅く感じていましたが、最近はやっと冬らしい寒さになってきたように思います。

12/26(月)~1年生の子どもたちが「里帰り保育」で順番に遊びに来てくれています。ファミリーの子どもたちは、みんな大喜び。この前まで一緒に過ごしていたお兄さん、お姉さんがきてくれて一緒に遊んでくれたり、となりで給食を食べたり、小学校のことを教えてくれます。特に5歳児は小学校への期待が膨らみ1年生になることを楽しみにしている様子が見られます。以前、1年生の保護者の方から小学校へ行った時に同じ保育園で過ごした年上の友だちからたくさん声をかけてもらってうれしかったと聞きました。また、ここは異年齢保育なので学校に行っても年上の友だちが気にかけてくれる、本人も安心して学校に通っていると思うと話してくれました。異年齢保育で過ごしたつながりは深く小学校へ行ってもその関係は続いているということを私たち職員もうれしく思い、あらためて異年齢保育の良さを実感しました。昨年度から始めた「里帰り保育」ですが、本当にいいことがいっぱいの取り組みだと思っています。今後もずっと続けていきたいです。

今年も、保育園の運営にご理解、ご協力いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

食育活動!カレーを作ったよ~

今日は、幼児ファミリー(3・4・5歳児)の子どもたちがカレーを作りました。

みんなすごく楽しみにしていた食育活動ということもあり、この日のために以前からからカレー作りの絵本を見たり、どうやって作るのかを調べたりしていました。

3歳児は玉ねぎの皮むき、4歳児は人参の型抜き、5歳児は包丁を使ってかぼちゃを切りました。(人参とかぼちゃは固いので事前にゆでてもらいました)

炒めるところからは、5歳児が見学、隠し味も入れて(りんご)「もうできたかな~」の味見もしました。「めっちゃっ おいしい~」とみんな絶賛!自分たちで作ったカレーの味は格別だったようです。

ちょっとしたエピソード

3歳児の玉ねぎの皮むきコーナーでは、保育者は「茶色いのが皮で白いのが出てきたらO.K」と伝えただけで剥き方は伝えなかったのですが、自分たちでどうやってむいたらいいかを考えながら皮むきをしていました。子どもたちがむいた玉ねぎを保育者が包丁で切るのを見て「目が痛くなった~」という声も聞かれました。

4歳児の人参の型抜きコーナーでは、型抜きの型はいろいろな形があり、一人に一つはあるものの、「ほしい型が重なるかもしれないね~」と保育者が声をかけた時、みんなは、「う~ん」と考えていました。すると、「こうたいごうたいにしたらええ」との意見が出て、みんな納得の表情。みんな、交代しながら型抜きをうれしそうにしていました。

5歳児のかぼちゃを切るコーナーでは、「包丁の時の手は猫の手ニャンニャン♪」と歌にするくらい気をつけて切っていた子どもたち。「かぼちゃの向きはこの向きの方が切りやすい」など自分たちでやりやすい方法を考えて教え合いながら切っていました。具材を炒めるときには、その具材のにおいを感じながら具材がどんどん追加されるごとに、においも変わっていくという、においの変化にも気づき、うれしそうでした。

みんなで作ったカレーは給食で食べました。苦手な野菜に自分からチャレンジする姿も見られ、食育活動の影響ってすごいな~と改めて感じました。「おいしい~」と何回もおかわりをする子が多かったです。

新型コロナウイル感染症が流行し昨年度も食育活動は実施することができませんでした。感染状況を見ながらでしたが、今年は「カレー作り」を実施してみて、子どもたちがこの活動を通して自分たちでやり方を考えたり、ワクワクした気持ちになったり、やってみたい意欲や食べる意欲につながったり、五感で感じたりしたこの経験は、子どもたちにとって「いい事しかない!」と実感しました。これからも、感染状況を見ながら、食育活動をしていきたいと思います。

カレー作りの様子

3歳児 玉ねぎの皮むき
だんだん白くなってきたところ
4歳児 人参の型ぬき
力を入れて型をぬきます
包丁でかぼちゃを切りました
最初は玉ねぎから炒めました

夏まつり

8月26日(金)は、みさき佃保育園の「夏祭り」でした。ファミリーの子どもたちは、今年も4階・5階・屋上の各コーナーを0.1.2歳は少人数で、ファミリーは兄弟チーム(3・4・5歳児)でまわりましたよ。

ファミリーの子どもたちは、自分たちでゲームを作ったり、準備をしながら当日を楽しみにしていました。前日から、ぞう組(5歳児)がリーダーとなり、うさぎ組(3歳児)きりん(4歳児)と一緒に楽しむにはどうしたらいいかを考えてくれていました。2、3人で一緒に行動するのは、同じ意見ばかりではないのでこの年齢には少し難しいのでは?と思ってみていましたが、ぞう組が年下の友だちを優先して行動する姿や、行きたい場所の意見が分かれた時の対処法(後で○○で待ち合わせをしよう!)を保育者に教えてもらい少しの間、別行動をする姿も見られました。意見が違っても、いろいろな解決方法があるということがわかった場面だったように思います。

夏祭りの最後には、4階・5階で「盆踊り」をしました。今年初めて取り入れた「盆踊り」でしたが、みんなで盛り上がって楽しそうでした。

おわった後、みんなに今日の夏祭りについて聞いてみると「めっちゃ楽しかった♡」と満足そうでした。(笑)

屋上 ヨーヨーつり
「いらしゃいませ~♪」 
「スーパーボール・金魚すくいもあるよ~」
5階 くじ引きコーナー
5階 手作りメガネコーナー
4階 スイカわり
4階 手作りコリントゲーム
4階 ボールインカップ
4階 ボーリング(ゴムバージョン)
おやつコーナー

遊びは学び

今年は梅雨の時期が短く、あっという間に夏が来たかと思えば大雨が降ったり不安定なお天気が続いていますね。

6月10日(金)は、5歳児(ぞう組)が「どろんこ遊び交流」で東淀川にある姉妹園の「あすか保育園」に行ってきました。みんな裸足になり泥の感触を味わいながら、「太陽の当たっている水たまりの水は温かいけど、日陰の水たまりはつめたい。」など、今日会ったばかりとは思えないくらい仲良く話をしながらいろいろな発見をしていましたよ。その時のエピソードをひとつ紹介したいと思います。

Aさんは砂場まで水を運びたくて水道の水を持っている容器に入れようとしていますが、なかなか水がたまりません。Aさんが水をためようともっている容器は底にたくさん穴があいている「ザル」のおもちゃです。そこに友だちがバケツを持ってきて水道の蛇口から水を入れ始めると、みるみるうちに水がバケツいっぱいになりました。Aさんは「なんで~そんなにたまるん?」と聞きますが、その友だちも水を運ぶことに夢中で「??」の顔で水を砂場に運んでいきました。その後、「ザル」を持ち何かを考えながらおもちゃの場所に行ったAさん。手にしたのは、もう一つの「ザル」でした。2つ重ねると水がたまるかも?と考えたのでしょう。すぐに水道のところに行って2つ重ねたザルに水を入れて試してみますが、1つのザルの時と同じで水はたまりません。なんでだろう?(Aさんは早く砂場に水を運びたいのに!という感じで・・・少し焦っているように見えました。)今度は保育者に「なんでAのだけたまらんねん!」というAさん。「なんでやろな~、ほんまや、下から全部おちていくな~」とAさんと一緒に考えました。そこにまた、友だちがバケツを持って水をいれに来ました。水が溜まっている様子を見ながら、「ちょっとそのバケツ見せて」と保育者がいい、Aさんとバケツの底をみました。その瞬間「あ!そうか」とAさんは何かわかった様子。Aさんは、すぐにおもちゃの中から底に穴の開いていない容器を見つけてきました。その容器に水を入れるとなんと!水がたまっています。もう、うれしくてキラキラの笑顔で喜んでいました。何回か水を運んだ後、その容器は水の量があまり入らないことに気づいたのか、それより大きいバケツに変えて水を砂場に運んでいました。

子どもは、遊びの中でいろいろなことを考え、やってみて、失敗をしたり成功体験をします。私たちは、答えを子どもに伝えるのではなく、子どもたちと一緒に考えながらたくさんの成功体験を増やし、自信へつなげていきたいと思っています。

数日後、園でどろんこ遊びの写真を掲示していると、4歳児(きりん組)の子どもたちが、「ぞう組なったらいけるんかな~?」と来年を楽しみにしている姿が見られました。「来年いこうね~」というと「やったー!」と大喜びでした。

また、5歳児の子どもたちは、次へ向かっていて「今度は、あすか保育園がくるんやんな~」とあすか保育園の友だちが、2月にみさき佃保育園に来ることを楽しみにしています(笑)(その前に11月のバス遠足で、5歳児はあすか保育園の友だちと一緒に山登りをする予定です)

みんな、顔や名前をおぼえているかな~。反応が楽しみですね。

7・8月は、熱中症や安全面に十分注意しながら、子どもたちの大好きな水・プール遊びなど、夏ならではの遊びを思い切り楽しみたいと思います。

あすか保育園との交流(5歳児)の写真です。

はじめまして!!自己紹介をしました。
  一緒に体操をしたよ
   ジャンケン汽車で
  どんどんつながります。
   どろんこ遊び
あすか保育園のお友だちが木の実の名前や
遊び方を教えてくれました。

研究テーマは・・・

今年度、みさき佃保育園は、大阪市の保育の研究園に当たり、「就学前教育カリキュラム」をもとに保育実践研究をすることになりました。

就学前教育カリキュラム」ってなぁに?

乳幼児期は、生涯にわたる人格形成や生きる力の基礎が培われる重要な時期であり、社会の一員として生きていくための道徳心・社会性・知性や体力の基礎を培う大切な時期といわれています。そこで大阪市では、乳幼児期の教育・保育の充実を図ることを目指し、子どもの育ちの過程を理解し、指導者、保育者が適切で効果的な環境づくり働きかけができるように「就学前教育カリキュラム」が作成されました。

就学前教育カリキュラムの考え方・・・乳幼児において「知・徳・体」の力がバランスよく身につくようカリキュラムをもとに保育をすすめていくことで「生きる力」の基礎を作ります。その力が小学校以降の教育における「育みたい資質・能力」と合わさって小学校以降の生活や学びを充実させ、やがては生涯にわたる自己発揮や自己実現につながっていくと考えています。

「知(ち)・徳(とく)・体(たい)」ってなぁに?

「知」→言語・思考・創造

「徳」→人と関わる力・規範意識・生命の尊重

「体」→運動・基本的な生活習慣・健康・安全・食育

★遊びを通して、生きる力の基礎を培います。

                          大阪市就学前教育カリキュラム概要版 抜粋

みさき佃保育園の研究テーマは、職員で話し合った結果、園庭がない環境であることから、

「室内でも主体的に体を動かして遊べる環境を考える。 ~やってみたい!もっとやりたい!と思える経験からの体の発達を学ぶ~」決定!!

大学の教授を研究の講師にお迎えし、私たちの普段の保育を見てもらい、子どもたちが主体的に体を動かして遊べる環境になっているか?保育者の視点や配慮などについて助言をいただき保育の質の向上となるよう実践・研究をしていきたいと思います。

「子どもの日の集い」をしました

久しぶりの投稿になりました。新年度がスタートして1カ月が過ぎ、新入児のお友だちも少しずつ新しい環境に慣れて笑顔がたくさん見られるようになりました。今年度も、園での取り組みや子どもたちの様子をお伝えしていきたいと思います。

5月11日(水)「子どもの日の集い」をしました。新佃公園でする予定でしたが、あいにくの雨で公園には行けず室内で体を動かして遊びました。

「子どもの日」ってどんな日かな?子どもの日の由来を絵本で見たり、なぜこいのぼりを飾るのかな?などみんなで考えました。

遊びの様子を、少しですがご紹介します。

3階 ふれあい遊びコーナー(もみもみマッサージ)
3階 ふれあい遊びコーナー(バスごっこ)
3階 ふれあい遊びの後はロディーで遊びました
♪な~べのな~かのく~りが♪
4階 体育遊具コーナー(ビルドインバランス・トランポリン)
4階 体育遊具コーナー(鉄棒コーナー)
4階 体育遊具コーナー(ビリボ)
5階 リズム・表現遊び(自転車こいでま~す)
5階 リズム・表現遊び(スキップ)
5階(棒くぐり)
遊んだ後は、みんなでお掃除もしましたよ~。

自分たちが遊びたいコーナーを選んで遊びました。室内でしたがみんな、体をたくさん動かして遊びましたよ~。

2022年

あけましておめでとうございます。みなさんはどのようなお正月をすごされましたか?旧年中は保育園の運営にご理解、ご協力いただきありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。今月は、かるたや凧揚げ、コマ回しなど、昔ながらのお正月遊びをたくさん楽しみたいと思います。

これから寒さも本番を迎えます。また、風邪などの感染症が流行する季節ですので体調に気をつけながら、寒い冬を乗りこえていきたいですね。

今年もあと少し

早いもので今年もあとわずかとなりました。1年があっという間でした。

12月23日(木)は「お楽しみ会」でした。ぞう組(5歳児)はキャンドルサービスをしました。白いケープをつけて帽子をかぶって入場してきた姿に、きりん組(4歳児)うさぎぐみ(3歳児)の子どもたちはあこがれの眼差しで見ていましたよ。キャンドルサービスの後は保育士のメロディーベル演奏やけん玉、コマ回しなど特技披露タイム♪  その時・・・何か音がきこえてきて・・・

なんだか人の気配が・・・あれ? サンタさん?だれかな?みんなの想像は膨らむばかり。

なんと!!今年はサンタさんがみさき佃保育園にきてくれたではありませんか~。

去年のサンタさんは屋上に🎁プレゼントをおいて、帽子を忘れて帰っていましたが・・・(あわてんぼうのサンタさん💛)

今年は、みんなにプレゼントを持ってきてくれました。子どもたちは、大喜びで「サンタさん大きい~」「本物や~」と、目が釘付けでしたよ。サンタさんに質問したりプレゼントをくれたお礼に、ダンスや歌を見てもらいました。

陽気なサンタさんはダンスも上手でした。
5歳児さんのキャンドルサービス
歌っておどって♪楽しい時間
谷平先生のショータイム
谷平先生のギター演奏「きらきら星」
「うさぎ野原のクリスマス」
は、みんな自然に体がゆれて♪
自然に歌も口ずさんで♪大盛り上がりでした。

手品や皿回しもたのしかったよ~

サンタさん来年もまたきてね~たくさんのプレゼントをありがとう。

今年もいろいろお世話になり、ありがとうございました。

来年も引き続き、子どもたちの姿や保育の内容をお伝えしていきたいと思います。

よいお年をお迎えくださいね。

わくわくカーニバル & 救命救急講習

11月6日(土)は、「わくわくカーニバル~運動会~(3・4・5歳児)でした。お天気にも恵まれ、子どもたちの大好きな遊びを見てもらったり、お家の人とゲームをしたりして、子どもたちもうれしそうでした。コロナ禍の中での行事ということもあり保護者の方の人数制限などもありましたが、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。

練習の時に撮影した写真を紹介します~♪

5歳児(ぞう組)「はらっぱ太鼓」あこがれの和太鼓に挑戦しました。
力強い太鼓の音と声が響きとってもかっこよかったです!

最後の挨拶もかっこいい!!
3歳児(うさぎぐみ)は2歳児の時から取り組んできた鉄棒を
見てもらいました。「ぶら下がり」「ぶたのまるやき」「足かけまわり」
「前まわり」の中から自分の好きな技を選びましたよ♪
4歳児(きりんぐみ)はバルーンをしました。
どうすれば技が成功するのか、みんなで考えながら
技に挑戦しました。「勇気100%」の曲に合わせて
当日も大成功!!
「わぁ~ふくらんだ~」とうれしそう♬
異年齢(3人兄弟チーム)の「ジュラシックワールド」では、
恐竜から年下の友だちを守りながら、力を合わせていろ
いろなミッション(大縄跳び・平均台・網くぐり・箱車)
にチャレンジしました
網くぐりにチャレンジ中!!
年上の友だちがリードしてくれます
最後の箱車で、脱出成功!!無事恐竜から
年下の友だちを守ることができました~(^^♪
4歳児・5歳児のリレーはいつも大盛り上がりです。
どうすれば勝てるのか、作戦を考える姿も見られました。
その他、ファミリーごとのダンスもみんなノリノリで楽しんでいましたよ♪

 当日は、親子の触れ合い(私を見つけて)や、親子ゲーム「二人三脚」「しっぽとり」「ファッションモンスター(変身)」などをしました。子どもたちの嬉しそうな顔☺がたくさん見られました~。

わくわくカーニバルの」後は、職員研修で、西淀川消防署の方に来ていただき救命救急講習を受けました

DVDを見たり、消防士さんの話を聞きました。
2チームに分かれて、「胸骨圧迫」や「AED」の使い方を教えていただきました。
こちらチームは赤ちゃんの人形で心配蘇生の訓練をしました。
こちらのチームは2歳児の子どもの人形で心配蘇生の訓練をしました。

一刻を争ういのちを救うためには、専門的な知識や技術だけでなく、

私たちの「勇気」「善意」が命を救うということを教えていただきました。

保育園内の設備更新状況

当園では、老朽化設備の更新を行っております。その一部をお知らせします。

2021年 屋上園庭整備  (景色が良い屋上です。夏は屋上でプールをしています。)
2020年 
厨房設備(冷蔵庫他)
園内の全空調機を更新中
(2020年より順次更新中。2022年完了予定)

 その他にも、全保育室への扇風機の設置(2021年)、夏のプールに利用する温水用の高効率型エコキュートの設置(2021年)など、順次更新をすすめています。

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