保育園の思い - みさき佃保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

食育活動!カレーを作ったよ~

今日は、幼児ファミリー(3・4・5歳児)の子どもたちがカレーを作りました。

みんなすごく楽しみにしていた食育活動ということもあり、この日のために以前からからカレー作りの絵本を見たり、どうやって作るのかを調べたりしていました。

3歳児は玉ねぎの皮むき、4歳児は人参の型抜き、5歳児は包丁を使ってかぼちゃを切りました。(人参とかぼちゃは固いので事前にゆでてもらいました)

炒めるところからは、5歳児が見学、隠し味も入れて(りんご)「もうできたかな~」の味見もしました。「めっちゃっ おいしい~」とみんな絶賛!自分たちで作ったカレーの味は格別だったようです。

ちょっとしたエピソード

3歳児の玉ねぎの皮むきコーナーでは、保育者は「茶色いのが皮で白いのが出てきたらO.K」と伝えただけで剥き方は伝えなかったのですが、自分たちでどうやってむいたらいいかを考えながら皮むきをしていました。子どもたちがむいた玉ねぎを保育者が包丁で切るのを見て「目が痛くなった~」という声も聞かれました。

4歳児の人参の型抜きコーナーでは、型抜きの型はいろいろな形があり、一人に一つはあるものの、「ほしい型が重なるかもしれないね~」と保育者が声をかけた時、みんなは、「う~ん」と考えていました。すると、「こうたいごうたいにしたらええ」との意見が出て、みんな納得の表情。みんな、交代しながら型抜きをうれしそうにしていました。

5歳児のかぼちゃを切るコーナーでは、「包丁の時の手は猫の手ニャンニャン♪」と歌にするくらい気をつけて切っていた子どもたち。「かぼちゃの向きはこの向きの方が切りやすい」など自分たちでやりやすい方法を考えて教え合いながら切っていました。具材を炒めるときには、その具材のにおいを感じながら具材がどんどん追加されるごとに、においも変わっていくという、においの変化にも気づき、うれしそうでした。

みんなで作ったカレーは給食で食べました。苦手な野菜に自分からチャレンジする姿も見られ、食育活動の影響ってすごいな~と改めて感じました。「おいしい~」と何回もおかわりをする子が多かったです。

新型コロナウイル感染症が流行し昨年度も食育活動は実施することができませんでした。感染状況を見ながらでしたが、今年は「カレー作り」を実施してみて、子どもたちがこの活動を通して自分たちでやり方を考えたり、ワクワクした気持ちになったり、やってみたい意欲や食べる意欲につながったり、五感で感じたりしたこの経験は、子どもたちにとって「いい事しかない!」と実感しました。これからも、感染状況を見ながら、食育活動をしていきたいと思います。

カレー作りの様子

3歳児 玉ねぎの皮むき
だんだん白くなってきたところ
4歳児 人参の型ぬき
力を入れて型をぬきます
包丁でかぼちゃを切りました
最初は玉ねぎから炒めました
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