保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

ウクライナ民話「てぶくろ」

ウクライナへのロシア軍事侵攻が長期化し、まだ終息の兆しが見えません。ウクライナは、温暖な気候で肥沃な黒土地帯が広がり、雑穀の国としても有名です。でも、どこか遠くの、あまり知らない国の一つだった方が多いのではないですか。ウクライナの産物(?)で多くの人が知っているものがあります。それは、絵本「てぶくろ」。ウクライナ民話のこの本は、1965年に出版されてから、累計発売部数が300万部を越え、特に保育園には、必ずと言っていいほど置いてある絵本です。多くの子どもたちから愛されてきた「てぶくろ」。おじいさんが落としていった手袋にいろいろな動物が入りに来る物語で、昨年のほしファミリーの「きらきらひろば(発表会)」でもシナリオに使わせていただきました。

ウクライナの惨状をニュースで見た小学生がこんなことを言いました。「あの手袋に入っていた動物たちは、今、どうしているのかなぁ。」・・・相手のことを思う(思いやる)、違う国に思いをはせる、私たちが読んできた絵本で、平和を思う気持ちが育っているとしたら、感慨深いものがあります。子どもたちの心の根っこに、そんな気持ちが宿るよう、これからも保育していきたいと思いました。

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