保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

ロコ・ソラーレ

北京オリンピックが終わりました。現在、パラリンピックが開催され、日本の選手も活躍しています。私が若い頃は、ウインタースポーツと言えばスキーやスケートぐらいで(昔すぎる)、ウインタースポーツがこんなに盛り上がるとは、思ってもいませんでした。冬のオリンピックで、今年はこれまで最多の18個のメダルを受賞し、多くの感動を生みました。「カーリング」もその一つです。銀メダルを獲得したカーリング女子「ロコ・ソラーレ」は、その技術もさることながら、一人一人の人格形成における到達度がとても高いと思いました。研修で「人は、意欲的・主体的に行動する時、そのベースには、基地の安心が必要。ここで指す基地とは、自分の家や行動する場所(保育園や学校、会社、サークル、グループ、友人など)のこと。そして安心を基盤に、肯定的・尊重・柔軟性・協同的・専門的な行為が作用しあい、主体性が発揮されるようになる。」と城東よつば保育園・滝薫さんが述べられ、とても共感しました。「ロコ・ソラーレ」の試合を見ていると、皆さんもご存じの、「そだね~」、「ナイッス~」、「いいと思う」、「わるくないよ~」等、終始一貫、お互いを尊重した肯定的な声かけが行われていました。専門的なノウハウを生かし、柔軟性を持って作戦を立て(Aプラン・Bプラン・・)、協同的に相手に立ち向かう姿が、それぞれを主体的に輝かせました。保育の研修で学んだことは、すっぽり「カーリング」にもあてはまりました。 歴史学者の「ヨハン・ホイジンガ」は、「人間の文化は遊びとして、成立し、発展した。人間活動の本質が遊びであり、文化の根源には遊びがある。」つまり、人生において、また、生きていく根底に、いかに「遊び」が大切なのか、キーワードになるのかを説いています。    

これからも、人生における大切な時期に関わらせてもらっていることを心して、保育に当たりたいと改めて思いました。

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