皆さま、穏やかに新年を迎えられましたでしょうか。
12月には「きらきらひろば」(発表会)があって、にじファミリーもほしファミリーも、お話の世界、ごっこあそび、創作表現をたっぷり楽しみました。以前より変わってきたなぁと思うのは、サークルタイム(話し合い)での発言がルールに則って行われ、意見交換がきちんと行われるようになったということ。自分からの発信に自信が持てるようになって、創造する楽しさを味わえるようになったこと。この2つは、ほんとに大きな成果だなぁと思います。「あすかのひろばに」続いて、あすか保育園らしい、手作り感満載の、子ども主体の「きらきらひろば」になったと思います。今年は、入れ替え制ではありましたが、保護者にも直接、観覧してもらうことができ、内容について高評価をいただきました。
前回、「対話」について、加藤繁美さんの話を引用させていただきました。「対話する保育が社会を変える」と銘打ったその続きにはこう書かれていました。
「それぞれの子どもが自分の声を持ち、そうやって出した声が丁寧に聴き取られ、毎日の生活をつくる声として正当に評価される、子どもの意見表明権と参画権とを徹底的に尊重した保育実践を作る営みに挑戦しようというわけである。そしてそうした挑戦を通して、自分の声に誇りを持ちながら、他者の声を大切にしようとする『対話する主体』を育てることを保育実践の目標に位置づけようというのである。」
保育は本当に崇高な営みであることを再認識させられるような、提言でした。深く受け止めて「対話する主体」を育てるべく邁進したいと思いました。
本年もどうぞよろしくお願いします。