保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

旅立ち・出会い

2023年3月22日、卒園式。式での園長からの餞(はなむけ)の言葉です。     

伊藤アサさんの「足し算の時間、引き算の時間」という話を教えてもらいました。引き算の時間とは、いついつまでにこれをしなあかんとか、目標から逆算する大人の時間です。これに対して、子どもはもっと遊びたい、もっと友達といたいという、もっともっとと続くいわば子ども時間です。楽しいからもっと野球がうまくなりたいと思う少年は、やがて今度の大会までにこれだけ練習するんだというふうに、引き算の時間を自ら進んで受け入れていきます。保育園時代に大切なのは足し算の時間で、子どもが子どもの時間を、子どもの時代を十分に生ききれるように、保護者の方にはこれからもサポートしていただきたいと思います。大人がどうしてほしいかではなく、子どもが何をしたいのか、何を足そうとしているのかに、心を傾け、耳を傾け、子どもと共に大切な時間を過ごしてください。あすか保育園の職員もずっと応援しています。卒園おめでとう!

2023年4月6日、入園式。入園式でも、同じ内容の言葉を保護者に送りました。保護者はとてもしっかり聞いてくださいました。

旅立ちと出会い。3月4月は、心が揺れ動く季節でもあります。一日一日、大切に子どもと過ごしたいと思います。

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