11月10日、17:45~ 地震が来たことを想定し、避難訓練をしました。その時間、正規保育士2人、保育補助3人、子どもが20人ほど園にいました。日中より、圧倒的に少ない保育士でどのように子どもを守るのか。実際に訓練を行ってみて、たくさんの課題が出てきたので、翌日、すぐに会議で検討しました。これからもいろいろな時間帯やシチュエーションを設定し、訓練を行っていきたいと思います。近隣の方や保護者の方も、そのような場面に遭遇されましたら、ご協力をお願いします。その時に、こんなエピソードがありました。訓練が始まって、保育士は、子どもたちをどう守るのか、とっさの判断を迫られていました。幼児さんはいつものように、自分で防災頭巾を被りました。そして次には乳児さんにも、頭巾を被せてあげる行動に。普段のたてわり保育の成果が、とっさの場面でも現れるのだなと、感心しました。普段でも5歳児は、3歳児の話を聞くときに必ず中腰になり、視線を合わせて、話を聞きます。一緒に暮らす中で、教えられたわけではなく、生活から身についてきた力です。大切な「共に生きる」力だと思いました。