保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

問いを育てる

幼児組は、ピラミーデ教育法を参考にし、保育実践に取り入れています。ピラミーデ教育法は、オランダの教育改革から生まれた教育法で、「体験型共同学習」です。ピラミーデの基本理念は、「自己選択で始まり、自己解決を目指すのが、本来の教育。主体は子ども。大人はサポーター。」と謳われています。自分で選択し、自ら解決しようとする力は、人が幸せに生きていくために、とても大切な力だと考えています。

夏のピラミーデのテーマは、「水」。にじファミリーでは、どろんこの時に、「どろってなんなん?」という子どもの疑問から、泥水をペットボトルに入れ、観察が始まりました。温かいどろんこと、冷たいどろんこがあることに気づき、太陽にあてて実験してみました。子どもたちは、太陽にあてると水が温かくなるだけでなく、量が減っていることにも気づきます。あらたな疑問です。また、「水は透明なのに、海の水はどうして青いの?」という疑問も出てきました。子どもたちは、水の変容について、また、水の性質について、疑問に思ったことを、どんどん科学的な視点で解明していこうと、学びを深めていきました。保育士は子どもの気づきに感動しながら、保育を作っていき、本当に楽しそうでした。「疑問に思う」ことは、学びの出発点。大切なのは「問い」を育てるということ。問われているのは「問いを育てる」大人側の姿勢や視点なのかもしれません。

pagetop