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臨時休園

2022年01月28日

1月に入って、新型コロナウイルスのオミクロン株の蔓延は、日に日に猛威を振るい、感染者数は爆発的に増加の一途を歩んでいます。あすか保育園はこれまでNO感染者でしたが、とうとう1月19日・21日、感染者が判明し、臨時休園をする運びとなりました。換気・消毒を必死で行ってきましたが、水際で防ぎきることができず、保護者の方々には、本当にご迷惑をおかけしました。然しながら、保護者の方々は、臨時休園になって、急にお迎えに来てもらった時も、「これまでなかった(感染による休園)ことが不思議なくらいですから」とか、「先生が一番大変でしょ」とか、こちらを労う言葉をかけてくださって、本当に感謝しています。1月24日からは、家庭保育の協力要請が大阪市からでましたが、それにも多くの家庭が応じてくださっています。気持ちが疲弊することが多い昨今、保護者の温かいお心に触れ、勇気づけられることがたくさんありました。2月13日まで、家庭保育の協力は続きます。「しんどくなったら連れてきてね。」とは、伝えていますが、保護者の方もしんどくならんように過ごしてほしいなあと思います。14日、みんな元気で登園してきてくれることを願っています。

謹賀新年

2022年01月07日

皆さま、穏やかに新年を迎えられましたでしょうか。

12月には「きらきらひろば」(発表会)があって、にじファミリーもほしファミリーも、お話の世界、ごっこあそび、創作表現をたっぷり楽しみました。以前より変わってきたなぁと思うのは、サークルタイム(話し合い)での発言がルールに則って行われ、意見交換がきちんと行われるようになったということ。自分からの発信に自信が持てるようになって、創造する楽しさを味わえるようになったこと。この2つは、ほんとに大きな成果だなぁと思います。「あすかのひろばに」続いて、あすか保育園らしい、手作り感満載の、子ども主体の「きらきらひろば」になったと思います。今年は、入れ替え制ではありましたが、保護者にも直接、観覧してもらうことができ、内容について高評価をいただきました。

前回、「対話」について、加藤繁美さんの話を引用させていただきました。「対話する保育が社会を変える」と銘打ったその続きにはこう書かれていました。

「それぞれの子どもが自分の声を持ち、そうやって出した声が丁寧に聴き取られ、毎日の生活をつくる声として正当に評価される、子どもの意見表明権と参画権とを徹底的に尊重した保育実践を作る営みに挑戦しようというわけである。そしてそうした挑戦を通して、自分の声に誇りを持ちながら、他者の声を大切にしようとする『対話する主体』を育てることを保育実践の目標に位置づけようというのである。」

保育は本当に崇高な営みであることを再認識させられるような、提言でした。深く受け止めて「対話する主体」を育てるべく邁進したいと思いました。

本年もどうぞよろしくお願いします。

対話

2021年12月14日

12月10日(金) 三重県人権教育協議会が開催する「人権研修」にゲストスピーカーとして招かれ、保育の実践報告をおこなってきました。内容は、昨年からの「たてわり保育」の取り組みや、今年の運動会の取り組みなどを報告しました。

今年の運動会の取り組みもとても楽しいものでした。運動会で何がしたいか子ども達に聞くと、子ども達は「玉入れをグループ対抗でしたい。」と言いました。2つのファミリーの中に合わせて7つのグループがあります。保育士が「でも保育園には玉を入れるカゴが、赤と白の2つしかないしな~。」というと、子ども達は「作ったらいいやん」とのこと。そこから、各グループが知恵を出し合い、工夫を凝らしてカゴ作りを始めました。最初は、玉が当たるだけでカゴが倒れてしまったり、高すぎたり、ボールが軽すぎて飛ばなかったり・・・。グループ内で議論(対話)し、試行錯誤して、失敗して、悩んだ分だけ学びがありました。

全国私立保育園連盟が発行する保育通信11月号に掲載されていた、加藤繁美さん(東京家政大学教授)の『「対話する保育実践」の創造が子どもを救い、社会を変える』という特集はとても興味深い内容でした。以下は今回のあすか保育園の運動会の取り組みを振り返ってみて、特に共感した部分です。

『「対話」は、自分と異なる感じ方・考え方を持つ他者との間で、相互にわかり合うためにコミュニケーションを重ねる営みを意味している。そしてそうした対話的関係をつくりだすことをおもしろがり、そうした関係づくりを心地よく感じ、行動する主体を「対話する主体」と位置付けるのである。』

子ども達、そして保育士も、そうした対話的関係を、そして取り組みそのものをとてもおもしろがっていました。子どもを「対話する主体」として、きちんと位置付けていました。今は、発表会(12月18日)の取り組みに繋いでいっています。

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盛り沢山の秋

2021年11月30日

今年度、前半、行事にほとんど取り組めなかった分、10月から盛り沢山の忙しさ。運動会は10月30日に無事終わり、あすか保育園らしい、子ども達の知恵がぎゅ~っと詰まったユニークな行事になりました。見栄えは決して良くないけれど、保護者の方もあすかの保育方針をとても良く理解してくれエールを送ってくれました。11月10日は、五月山公園(池田市)にバス遠足に出かけ、5歳児は山登りに挑戦しました。11月20日は太鼓公演に5歳児が出演。いろいろたっぷり盛り沢山な10・11月でした。

それにしても、あすか保育園の保護者のマナーの良さにはほんとに頭が下がります。時間どおりにピシッと集まる。私語はしない。真剣に話を聞く。きっとそんな姿は子どもにも伝わっているでしょうね。保育内容や方針もとても理解して頂いてとても感謝しています。子どもを育てる環境は、大人の関係が良くないとうまくいきません。これからもどうぞよろしくお願いします。

事故の芽を摘む②

2021年10月29日

 個人懇談で保護者から、「菜園のミニトマトは子どもが採って食べてしまうと危なくないですか?先生たちが見ているところではないかもしれませんが、帰りに保護者に渡してから菜園に入ってしまい、食べてしまうことはないでしょうか?」と、ご意見をいただきました。すぐに職員会議で話し合いました。給食で、ミニトマトやブドウ(ピオーネ級)、白玉ダンゴは、窒息予防のため、必ず1/4以下に切ってもらっています。豆まきで豆をたべることはしなくなりました。しかしながら、保育終了後、菜園に立ち入られること等の想定ができておらず、皆で反省しました。ミニトマトは、幼児のベランダ(保育士としか出れません)のプランターに植え替えました。厚生労働省の人口動態統計を見てみますと、年齢階層別の死亡総数に占める「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」による死亡数の比率は、全人口の平均は0.4%ですが、0才(0.6%)、1才(1.1%)、2才(2.2%)、3才(1.0%)、4才(1.7%)、5〜9才(0.3%)となっており、4才までのリスクが高い、ということがわかっています。

 今後も十分に気をつけていきたいと思います。保護者の気づきが「事故の芽を摘む」ことに繋がったと思います。貴重なご意見ありがとうございました。

来年度の申し込み

2021年09月07日

  8月25日の毎日新聞では、2021年上半期の出生数は40万5029人で、前年同期と比べて2万5680人減少し、速報値としては、2000年以降で最も少なかった。としています。昨年の出生数は、84万832人で過去最少を更新しましたが、今年はさらにそれを割り込む可能性もあります。コロナ禍で、将来に不安を感じたり、子どもを産み育てることに不安を感じる方が増えたことも、大きな要因だと考えられます。

 あすか保育園は、開園当初、1歳児さんの定員を12名でスタートしましたが、1歳児さんのニーズが高く、待機児童が多く存在することから、ここ数年15名に増やしてきました。しかしながら、一方で、1歳児の保育を行う上での集団規模は、何人が適性なのかもずっと考えてきました。色々な考え方があるので、正解はないのかもしれませんが、部屋の環境や子ども達の日課、対応保育士の人数などを考え合わせると、あすか保育園は12名が適正規模ではないかと思われます。よって、来年度の1歳児は12名に戻して運営しようと思います。

 来年度の一斉入所の申し込みが始まります。園に申し込み用紙を取りに来られたり、園見学に来られる保護者が増えています。

 見学に来られた保護者の方々は、園の具体的な内容をしっかり聞いて帰られます。子どもを産み育てにくい時代だからこそ、保護者としていい環境を選び、用意したいという気持ちがとても伝わってきます。夫婦同伴で見学に来られる方も増えました。保育園に足を踏み入れるのが初めての方もおられます。私たちは、見学に来られた方に、できるだけわかりやすく、安心していただけるよう説明し、子育て相談も同時に行なったりもしています。

 これから入園を考えておられる保護者の方々、不安なことも沢山あるかと思いますが、子どもはすごい力を持っています。大人を鼓舞する力も持っていたりします。子どもは実に面白いです。なので、どうかあまり怯えないで一緒に子育てを楽しみましょう。悩みは必ず私たち保育士が、一緒に考えます。お気軽に保育園にお越しください。

 

事故の芽を摘む

2021年08月26日

7月29日、福岡県中間市にある保育園で、倉掛冬生君(5歳)が、登園の際に使われた送迎バスの中に置き去りにされ、熱中症で亡くなりました。

朝、お母さんはお兄ちゃんと一緒に、冬生君を見送りました。バスに乗り込んだ後姿が、元気な最後の姿になりました。園長は一人でバスの運転・送迎を行っており、人手不足でバスの送迎に職員をあてることができなかったと、言っています。また、その日、冬生君のクラスの先生は、冬生君が欠席だと思っていたそうで、帰りのバスを迎えに行ったお母さんは、担任の先生から「今日、冬生君、来ていませんよ」と言われます。

親が登園させていない自分の子どもを迎えに行く、そんな間違いをするでしょうか。欠席児童の確認や情報共有は、その園ではなかったのでしょうか。

あすか保育園では、毎朝、各クラスと事務所で児童の確認を行っており、連絡がなく休んでいるご家庭には電話を入れさせてもらっています。また、事故に繋がりかねない事例は「ヒヤリハット」を書いて検証しています。

それでも、ヒヤッとすることが、保育では起こるのです。保育界の人手不足も事実です。でも、それらは、命が無くなることへのなんの言い訳にもなりません。これからも、それぞれの職員が緊張感をもって保育にあたるよう、またチームワークよく保育を進められるように、皆で考えていきたいと思います。何かお気づきの点があれば、遠慮なく言ってください。その気付きが、園を良くし、事故を防ぐことに繋がるかもしません。「事故の芽を摘む」ことへのご協力をよろしくお願いします。

夜の保育園(2021・7・16)

2021年08月05日

 今年の「夜の保育園」も大成功でした。テーマは、「遊園地」。思考を凝らして「あすかナイトランド」が開かれました。確かに保育士たちが工夫はしているのだけれど、子ども達はそこに自分たちで想像力を働かせ、より楽しさを自分たちで倍増させている姿がありました。楽しいことを想像することは、子どもの心持ちが安定していないとできません。今の5歳児さんが、年長としても安定し、しっかり成長してくれていることを物語っていました。家庭でも大切に育てられている証(あかし)ですね。

新約聖書のマタイ伝に次のような言葉があります。

「持てる者はさらに与えられ、持たざる者は、さらに失う。」この子たちはまだまださらに与えられ、心が豊かになっていくのだろうなと、とても楽しみになりました。

心肺蘇生・救急救命訓練

2021年07月13日

7月14日からプール遊びが始まります。その前に、職員全員で、AEDの使い方や心肺蘇生の訓練を行いました(7月9日)。毎年行っているものですが、やはり人間の記憶はすぐに薄れます。プールが始まる前に訓練を行うことの大切さを、訓練を行いながら改めて感じました。

違い

2021年07月13日

最近、「選択的夫婦別姓」制度の問題が議論を呼んでいました。また、同性婚やLGBT(性の多様性)の問題もニュースや新聞で最近よく取り上げられています。   

大昔(笑)、私(園長)が、3歳児クラスの担任をしていた頃の話です。

K君は、普段からままごとや絵本、お絵かきの好きな男の子でした。K君は、女の子になりたいと言って、妹のフリルの付いた下着をパツンパツンなのに着てきたりしていました。ある日、K君はお母さんに「ぼくのオチンチンを切ってほしい。」と言いました。お母さんは、ショックでした。お母さんは、K君に「K君が生まれてお母さんはとてもうれしかったし、K君をとても大切に思っているの。それはK君の体も大切に思っているということなの。もう少し大きくなってどうしても嫌だったら一緒に考えよう。今はもう少しつけてもらっててもいい?」と言いました。お母さんが話してくれた時、私はお母さんの誠実さに涙が出ました。

「性の話」は非常に複雑で難しいです。けれど、人のいろいろな違いを認めあうことが、その理解の根底にあると思います。「たてわり保育」は、いろんな年齢のいろんな人がいて、「違いの幅」が広がっています。日々の生活をベースに、K君のお母さんのように、子どもに真摯に向き合っていきたいなぁと思います。

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