個人懇談で保護者から、「菜園のミニトマトは子どもが採って食べてしまうと危なくないですか?先生たちが見ているところではないかもしれませんが、帰りに保護者に渡してから菜園に入ってしまい、食べてしまうことはないでしょうか?」と、ご意見をいただきました。すぐに職員会議で話し合いました。給食で、ミニトマトやブドウ(ピオーネ級)、白玉ダンゴは、窒息予防のため、必ず1/4以下に切ってもらっています。豆まきで豆をたべることはしなくなりました。しかしながら、保育終了後、菜園に立ち入られること等の想定ができておらず、皆で反省しました。ミニトマトは、幼児のベランダ(保育士としか出れません)のプランターに植え替えました。厚生労働省の人口動態統計を見てみますと、年齢階層別の死亡総数に占める「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」による死亡数の比率は、全人口の平均は0.4%ですが、0才(0.6%)、1才(1.1%)、2才(2.2%)、3才(1.0%)、4才(1.7%)、5〜9才(0.3%)となっており、4才までのリスクが高い、ということがわかっています。
今後も十分に気をつけていきたいと思います。保護者の気づきが「事故の芽を摘む」ことに繋がったと思います。貴重なご意見ありがとうございました。