4・5歳児の後半ごろから、「性」への関心が高まる子どもが出てきます。テレビやメディアの影響も大きいと思います。近年、「性教育」についての、私たちの研修も増えました。今は、「包括的性教育」といって、人間関係やジェンダー学、人権の観点から、性を考える教育となっています。子どもの姿としては、「パンツ見せて。」や「おちんちんみせて。」、トイレを覗きに行く。などの行動が多く、保育士もその都度、対応しています。サークルタイムで、体の話をしたり、関連絵本を読んだりもしています。(絵本:ぼくのはなし・おちんちんのえほん・あかちゃんはどこから 他)
日本は、性教育に対して、長い間、タブー視されてきました。知らないことを知りたいと思うのは自然なことです。大人は、①ごまかさない ②うそをつかない ③恥ずかしがらない ④おこらない を念頭に置きつつ、子どもと一緒に考えていきたいと思います。自分の体を大切にしていってもらいたいこと、特にプライベートゾーン(水着で隠れる部分)は、自分で守ってほしいことなどを、伝えていけるといいなと思います。





