幼児組さんになると、色々なことが起こります。発想力、考える力や、思いやる力、コミュニケーション力・・・、子どもの力の凄さに、度々驚かされます。でも、子ども成長は、スムーズにいくことばかりではありません。時々、悩ましい姿も出てきます。うそをついたり、脅したり、威嚇したり、仲間外れにしたり、暴言を吐いたり、友達の物を隠したり・・・。4・5歳児くらいで出てくることが多いようです。そんな姿を保育士から報告されると、保護者さんも胸が痛いことだと思います。私自身も親として経験してきましたし、とても悩みました。何でこんなに大事に思っているのに・・・。大切に育てているのに・・・。と思いました。でも、そういう状況の中で、一番心がヒリヒリしているのは、そういう行動を取らざるを得ないことになっている子どもです。つらい保護者の気持ちは、察するに余りあるけれど、どうかそんな時は、子どもが何を求めているのか、子どもの心の声に耳を澄ませて、できるだけ子どもの欲することをしてあげてください。もちろんお小言ぬきに。赤ちゃんに戻ってもかまいません。ぎゅうぎゅう抱っこして、ぐりぐり頭をなでて、大好き!! って、連呼してあげてください。