今、保護者に移管後のアンケートが、子ども青少年局より配布され取り組まれています。保護者の方から、概ね高評価をいただいていて本当に感謝しているところです。ただ、「子どもに教える保育」ではなく、「子どもが考える保育」への移行は、行事などの出来上がり具合でいうと以前より見劣りするのかもしれません。保護者に理解してもらうには、まだまだ説明不足だし、実践不足だと思います。焦らずボチボチ丁寧に積み重ねていきたいと思います。
以前、毎日新聞に「就学前 保護者のイマドキ心構え」という記事が載っていました。書かれたのは、第一ゼミナールという塾の先生。「大事なのは子どもの力をひきだすこと。ひらがなや算数は急がずに。子どもが興味を持ったことを一点突破で(そのことばかり)やらせればいい。長所をのばして自信をつけさせる。自分に対するプラスのイメージや何かをやり遂げたいという前向きな意欲が必要。それは、自分のことを大切に思っている人がいることで育つ。」私たちが日々保育の中で大切にしたいことと重なり、わかりやすくて驚きました。子どもがどんどん吸収したい、学習したいと思う力の基礎が、保育園時代に育ちます。まいた種がきれいに花を咲かせられるよう、土を耕していい土にしておく大切な時期です。大切に育てていきたいと思います。