保育園の思い - みさき佃保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

「子どもの幸福度」って?

 毎日暑い日が続きますね。7月前半は、急な天候の変化も多く大雨や雷など不安定な日が多かったのですが、梅雨が明けると子どもたちは、水・プール遊びと夏の遊び、セミ取りなど夏の遊びを楽しんでいます。

みさき佃保育園では、幼児ファミリー(3・4・5歳児)で毎年8月に「平和の集い」をし、「平和」「友だち」「命」「幸せ」などについて子どもたちと一緒に考える機会をつくっています。私たち自身が身近にある何気ないことに幸せを感じられてこそ他の人への思いやりや、優しい気持ちが生まれてきます。今年は子どもたちと身近にあるたくさんの幸せを見つけたいと思います。

「幸せ」といえば・・・

ユニセフの報告書の「先進国の子どもの幸福度ランキング」によると、「日本の子どもの幸福度」の総合順位は38カ国中20位でした。分類別にみると

【精神的幸福度】(生活満足度が高い子どもの割合・自殺率)は37位

【身体的幸福度】(子どもの死亡率・過体重・肥満の子どもの割合)は1位

【スキル】(読解力・巣額分野の学力・社会的スキル)は27位 でした。

この結果を見て精神的幸福度がとても低いことがわかります。また、日本の若者は「自己肯定感」も諸外国の若者に比べて低いともいわれていますが、改めて「自己肯定感」の低さが「幸福度」の低さにつながっているのだと感じました。私たちは「自分はこのままでいい」「自分のことが好き」と思える子どもになってほしいと思っています。そのためには、幼児期から自己選択や自己決定をたくさん経験して、自分の選択によって今の環境が変えられるということを知ってもらいどんな状況にも対応できる力を身につけていってほしいと思っています。

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