保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

環境

保育の研究会に、職場で参加しています。その研究会は昨年まではピラミーデ研究会という名前でした。今年はピラミッド・メソッドから少し裾野を広げ、柔軟な考え方を持ちつつ、今の現状に対応する(子どもにとって、今、必要な力を見極める)保育を考えていこうと、「あそびとまなび保育研究会」になりました。

7月6日(土)にその研究会があって、その日のテーマは「環境」。あすか保育園も実践報告として、保育環境をPowerPointで作成し、報告しました。他にも三つの園が報告され、大変勉強になり、参加した保育士は早速、園で真似てやってみたりしていました。環境は、保育内容の質を高めるのにとても重要な柱です。子どもが遊びたい、面白そうと、ワクワク、ドキドキしたり、熱中したり、友だちと共感できる環境をこちらがどれだけ用意できるか。そのためには、保育士がそれぞれの子どもの発達過程をよく理解し、遊びこみながら、興味関心を広げていける環境を作り上げていかなければなりません。

研究会の中で、「16歳の教科書 なぜ学び、なにを学ぶのか」と言う本が紹介されました。『技術的な受験テクニックだけで合格したとしても、後が続かない。「なぜ、学ぶのか」を意識した方が、体系的な知識の習得に対して、モチベーションが長続きする。 では、「なぜ、学ぶのか」。知らなかったことを知ること、もしくはできなかったことができるようになることが楽しいから』と、書いてありました。つまり、「なぜ、学ぶのか」は=「楽しいから、学ぶ」のだと思います。「大人になっても学ぶ人」と「大人なのに学ばない人」の境界線は、この楽しさを知っているかどうかのような気がします。「遊びは学び」そして「環境による保育」を通して、「学びの楽しさ」を体得していけるような環境設定を、これからも考えて行きたいと思います。

 

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