保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

乳児組懇談会

6月12日午後から、乳児組の懇談会がありました。初めに全体懇談会があり、園長から、重要事項の説明や保育理念、基本方針を説明し、そこから保育指針の改定の話に繋がっていきました。2020年度から始まる大学入学共通テストでは、知識だけを問わず、思考力や主体性、協調性等「学力の3要素」での多面的評価に様変わりすること。

*学力の3要素=「知識・技能の確実な習得」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」=人工知能(AI)の発達やグローバル社会の進展など、将来の変化を予測しにくい時代を生きるために必要とされる能力。


この「学力の3要素」は、保育指針の育みたい資質・能力とマッチングし、園の基本方針とぴったり重なりあうこと。具体には、幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」を意識して保育していること。「10の姿」は、保護者にイラスト入りの資料で提示しました。

そして、日々の生活では、食事を例に挙げて話してみました。

お箸の持ち方を教えないのかというご質問がある。お箸は基本的なことが押さえられていたら、きちんと持てるようになる。問題は食べる姿勢。
人は四足歩行から二足歩行になって、体勢的にはとっても不安定。まっすぐ立つ。まっすぐ座る。これがほんとはとても難しいこと。姿勢が悪いと、肘が上がらない。手首の回転が悪い。→口にうまく運べない。→こぼす。→怒られる。→おいしくない→遊ぶ。
姿勢が良いと、血の循環、体内への酸素の取り込み方が良くなる。体内活性化。これが食欲とも直結。学習意欲とも繋がる。孤食ではなく、前に話を聞いてもらえる人がいると楽しく食事できる。前を向く、背中が伸びる。姿勢よく食べれる。おいしい。

そもそも人は二足歩行になった段階で、骨盤・子宮が小さくなり、他の動物より早産で生まれる。早産で生まれた分、他の動物より弱い。守るべき存在。育児支援も必要。体・頭脳・心、全部繋がっている。育ちをトータルに考える。とにかく基礎を培う時期、根っこを育てる時期。丁寧に保育したい。基本がしっかりできていると、伸びていく。

このような話にしっかりうなづき、心を傾けて聞いてくださった保護者の皆様。ありがとうございました。年々、私たちの保育への思いに、賛同してくださる保護者層の広がりを感じています。

 

 

 

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