保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

新年度

 2019年度が始まりました。入園、進級、おめでとうございます。保護者と方々と共に、園の門をくぐってきた新入児さん。今年度も新入児19名を迎え、賑やかにスタートしました。

 入園式のあいさつでは、『2020年度から使用される小学校の教科書は、全教科で、「主体的で・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング【AL】と呼ばれています。)に対応した仕様となりました。あすか保育園では、もう随分以前から、ALを取り入れ、保育目標にも、「自分で考えて、判断し、行動する力の育成」を目指しています。子ども達に愛情をたっぷりと注ぎ、子ども達を尊重し、信頼関係を育んだ上で、子ども達が一人一人が本来持っているいる力を十分に引き出していきたいと思っています。』と述べました。

 「子ども達一人一人が本来持っている力を引き出す」というのは、本当に難しいです。先日、NHKの「すくすく子育て」で、東京大学大学院教授の遠藤利彦さんが、「生まれてきた時、元々の遺伝子に、それぞれ何か書き込まれている。それが、その子の好きなことや、関心のあることで、それがうまく見つけられると、とてものびていく。」という感じのことをおっしゃっていました。つまり、それぞれの個性があって、好きなジャンルがあって、好きなことをどんどん楽しめば、その子の可能性はどんどん広がる、といったことでしょうか。好きなことを見つけることは、とても大切で、オーバーにいうと、見つかるか見つからないかで、子どもの未来を左右すると言っても過言ではないと思います。

 イチロー選手も、引退会見で、子どもたちにこんなメッセージを送っていました。

 「自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければ、それに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけて欲しいと思います。それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、向かっていくことができると思うんです。それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまうということがあると思うので。いろんなことにトライして、自分に向くか向かないかよりも、自分の好きなものを見つけて欲しいなと思います。」

 

 諦めない力や、粘り強く取り組む力は、きっと好きなことに取り組む力が、ベースになって、育っていくのだと思います。園で大切に育てていきたい力です。

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