保育園の思い - あすか保育園

 

保育園の思いblog

 
 

子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

全国学力テスト

4月に全国の小学6年生と中学3年生を対象に、全国学力テストが実施され、文部科学省がその結果を公表しました。依然として応用問題が弱く、国語の内容をまとめたり、理科の分析内容を書いたりする問題が、苦手となっていました。今年度から、学習指導要領も改訂され、思考力や表現力の育成が盛り込まれており、なんとか「考える力」を伸ばそうと、教育界では検討が続けられています。

イギリスの調査結果によると、優れているプリスクールは、「保育者の子どもへのかかわりが温かく応答的である。」「共に考え、深め続ける、保育者と子どもの、質のよいかかわりがある。」「優れているプリスクールほど、子ども主導の遊びや活動が多く、子ども中心で、保育者がつなぎ、発展させる遊びが多い。」とありました。また、ベネッセ総合教育研究所の「園での経験と幼児の成長に関する調査(2016)」では、園で「遊びこむ経験」を多くする方が、子どもの「学びに向かう力(非認知能力)」は高い。との結果が発表されました。この二つの報告は、あすか保育園で大切にしたい保育内容ととても重なっていました。

今年度、保育所保育指針が改定され、保育の質の向上が、これまで以上に求められています。「非認知能力(主体性・協調性・自己統制力・・・)」の重要性は、これまで何度かこのコラムでも紹介してきましたが、保育園時代に、自分で体験したことを基に、試したり、考えたり、試行錯誤をたくさん繰り返すことで、非認知能力は育っていきます。子どもの育ちを総合的に考えて、保育の内容を検証していきたいと思います。

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