非認知能力は大きく分けると三つの力に分かれます。 ⓵ 目標を達成しようとする力(目標に向かって努力しようとする力) ⓶ 他者と協力するための力(社会性やコミュニケーション能力) ⓷ 情動を抑制するための力(自信や自分をおさえられる力)です。そしてそれらの能力を育てるためには、「アクティブ・ラーニング」 = 自発的学習=「自分で考えて、自分で判断し、自分で行動する」が有効と言われています。これは、幼稚園、小・中・高等学校、大学でも重要視され、「非認知能力」に関するテストが、大学入試にも適用されるということです。
保育園の日常の遊びで考えてみると、
⓵ 自分の好きな遊びを見つける。→ ⓶ 好きな遊びをとことん遊びこむうちにいろいろな工夫や発見や失敗を経験する。 → ⓷ 経験が課題解決能力を生み出す。
それらが集団の中で行なわれることによって、社会性も身についてきます。遊びから学習することを知り、学習する楽しさを知ります。そこから、生涯学習する人、学び続ける人が生み出されていくのです。
明日は「あすかのひろば」(運動会)。日頃の保育を表現する機会です。保育園で大切にしようとしていることが見てもらえるでしょうか。たくさんの人が見ているし、行事はなかなか緊張してしまいますが、どうか子どもたちの楽しい日常が、明日少しでも見てもらえますように。