子どもの最善の利益を追求し、一人一人の子どもを大切に保育を行います。
また、現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培います。
同時に全ての子育て家庭を視野に入れ、子育てに関する支援事業をおこない、
地域の子どもも含めた子どもの育ちを、総合的に支援します。

保育園の概要

今年のあすか保育園

緊急事態宣言下で、登園自粛をご協力いただいており、結果、例年おこなっていた4・5月の行事はなくなりました。5月の下旬に行なわれていた「あすかのひろば(運動会)」も秋に延期に。コロナウイルスもまだまだ油断はできないので、いろいろな行事の見直しが迫られています。先日、保育会議をもち、行事の再検討をしました。その際に、「これまで通りにはできない行事が出てくると思うけど、今年卒園する5歳児さんも、『保育園、楽しかったな~~!!』って思えるような1年にしましょう。できなくなることがある分、例年にも増して、日常を大切にしていきましょう。」と確認しました。今年は、初めてたてわり保育に取り組むので、保育の全体的な計画や年間計画など、できるだけ全員で考える場を持つようにしています。保育内容の話をしていると、それぞれの保育士さんの考え方が伝わってきておもしろいです。保育に対する考え方は、その人の生き方や意思を映し出しています。できるだけいろんな人が発言し、いろんな意見が含まれた内容になるといいなと思います。いろんな知恵を寄せ集め、コロナに負けない楽しい2020年度にしたいと思います。

園庭に植樹しました。

◎身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で、様々な事象に興味や関心をもつ。

これは、保育所保育指針の「環境」の項の、「ねらい」の一文です。あすか保育園は、園庭の狭い保育園です。しかしながら、子ども達はご多分に漏れず、非常に虫好き、生き物好き。少しでも、豊かな環境にしたいと、造園家で、京都女子大学兼任講師の小泉昭男さんを講師に、職員で研修を受けました。小泉さんは、「子ども達が毎日生活している園庭を、草花や樹木、虫や小動物たちの『命の営み』が感じられる場にしたい。」という願いを持ち、これまでいくつかの園庭づくりに関わってこられました。昨年の11月の園だよりに載せた「知ることは感じることの半分も重要ではない。」という言葉も、小泉さんから教えていただいたものです。

 そして、3月の下旬、園庭に、「さんごじゅ」(一番上の写真。垣根になっている木。6~7月に白い小さな花を咲かせ、秋に赤い実がなる。)、「ブラックベリー」(真ん中の写真。園庭のすっみっこの柵に、はわせている。ジャムにすると美味しい。)、「れんぎょう」(三番目の写真。アーチになっている木。春に黄色い花を咲かせる。)を植えてもらいました。子ども達は早速、れんぎょうのトンネルをくぐったり、そこにマットを敷いてままごとをしたり、さんごじゅの裏に隠れたり、遊びが広がっています。今年は、梅もたくさん実をつけていて楽しみです。こならの樹(どんぐり)も植えたいと思います。狭くても楽しい園庭の工夫をこれからもしていきたいと思っています。(最後の写真は、たわわに実る梅の実です。一昨年は梅ジュース、昨年は梅ジャムにしました。どちらも正直おいしい!!、とまではいかなかったので(笑)、研究していきたいと思います。)

4月

新入児の皆さん、ご入園おめでとうございます。

毎年なら、新しいお友達を迎え、うれしい年度始まりなのですが、今年はどうも、そうはいきません。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、昨日、政府から、緊急事態宣言が発せられました。入園式を中止した矢先の宣言で、新入児を含め、家庭保育が可能な方は、登園を控えていただくこととなりました。これだけ感染が広がると、いつ、誰が罹ってもおかしくない状態で、朝から毎日せっせと消毒していますが、不安は拭えません。

日本赤十字社のホームページに「こころの健康を保つため」という、サポートガイドが公開されています。コロナウイルス感染に対して、精神的負担の大きい人に向けた内容となっており、心の以上を感じたら、「おすすめすること」や「避けた方がいいこと」などが載っています。気持ちに異変を感じたら、そんな情報も参考にしてみてください。5月に、お会いする時には、感染症が終息に向かい、保護者の方も、子ども達も、元気に登園して頂きたいと思います。どうか、心も身体も健やかにお過ごしください。

卒園

2020年3月19日(木) 社会福法人美咲会 あすか保育園 第3回卒園式がありました。今年は、新型コロナウイルスの影響で、開催が危ぶまれましたが、在園児の参加なし、式次第の縮小、全員マスク着用、定期的な換気等のもと、行うことができました。子ども達は、とてもうれしそうで、最後に、豊年太鼓を見事に演奏してくれました。

5歳児には、卒園式の数日前に、お祝いの特別感を味わうイベント?があります。それは、事務所レストラン&お茶会です。事務所に、5歳児が、数名ずつ日替わりで招かれ、園長と給食を食べます。小さいグループで、クラスの話や、おうちの話、また小学校の話等、ペチャペチャ喋りながらのランチです。いつもとちょっと違って、特別感があって、子ども達はみな少しハイです。そして、その日は、3時のおやつに、今度は和室に招かれて、お茶会です。園長が、それぞれに薄~い、お薄を点てます。お茶を点てるのを始めてみる子も多く、興味津々です。その日、5歳児がこんなことを言いました。

「あ~~、今日は、人生で最高の日や~!!」  思わず笑ってしまいましたが、私もうれしくなりました。今、起こったことに対して、最高やと思える喜びは、気持ちをたっぷりと豊かにします。そして、周りまで豊かで幸せな気分にしてくれます。この子たちのもとに、そんな幸せな経験が、これから先もたくさんありますようにと、心の中で願いました。

5歳児さん、幸せな気持ちにしてくれてありがとう。卒園おめでとう。

保育アンケート

全家庭を対象に、毎年、保育に関わるアンケートを実施しています。項目は、①日常保育に関する意見、②年間行事に関する意見、③給食に関する意見、④保育環境について、⑤保健衛生管理、⑥保護者負担金について、⑦その他、となっています。それぞれ項目ごとに、・満足 ・ほぼ満足 ・やや不満 ・不満を選んでいただき集計しました。結果、満足・ほぼ満足を合わせると、どの項目も90%を超える支持を頂き、大変感謝しています。

記述式の意見では、どの項目も、高評価な内容がほとんどでした。中には、厳しいご意見もありましたが、それも子どものためにと思って記入いただいたもの。具体に改善を図りたいと思っています。

その中でこんな意見がありました。

先生が話を聞いてくれないや、ひいきしているような言動の話をよく聞く。そんなつもりはないのかもしれないが、そう思われるような言動は、気を付けた方が良いのではないかと思う。

これに対して、園からのコメントは、「そう感じたご本人が、直接言っていただけると、なお改善しやすいかと思います。よろしくお願いします。」とさせていただきました。

自分が考えたこと、自分が感じたことを、自分で表現する(意見を言う)。これはどんな場合でも、とても大切なことだと思います。「聞いた話やけど・・・」とか、「誰々が言うとったけど・・・」というのは、風評被害を招きかねません。若い頃に受けた研修の講師が教えてくれた言葉に、こんなのがありました。

「自分のことは、自分で言う。人のことは、人が言う。」。私は、今でも自分の胸に刻み込んでいます。この言葉を守れば、人間関係がねじれることが、少なくなるかもしれません。子ども達が、いわゆる告げ口をしてきた時も、「あなたは、どう思うの?」と返してあげてください。自分が感じたことを、自分で表現する場面を、小さい頃からできるだけ作ってあげて欲しいなと思います。

親子であそぼう

2月14日、「親子であそぼう」の行事がありました。沢山の保護者の方が参加してくださいました。5歳児のピアニカコンサートや、たくさんのコーナー(指編み、吹きごまづくり、こまコーナー、花生<フラワーアレンジメント>、アナログゲームコーナー、乳児コーナー、おやつコーナー・・・)を回って、楽しんでくださいました。子どもの笑顔もさることながら、保護者の楽しそうな笑顔が、とても印象的でした。ママ・パパ、素敵です!

振り返り

今、保育園では、今年度の総括と、新年度の準備が始まっています。先日も、今年取り組んだ「トライアルシート」(各自の研究課題)と、「自己成長確認シート」(自己評価シート)についてそれぞれの職員と個人面談をおこないました。

トライアルシートは、各自が選んだ個人のテーマ、災害・視覚支援・フォトフォリオ・環境等、多岐にわたって研究しています。保育はチームでしていく仕事ですが、個々人の学びもとても重要です。トライアルシートは、保育を見つめなおすきっかけや、課題を意識化する題材にしてほしいと思います。来年度もできるだけ身近な内容をテーマにして取り組んでほしいと思います。

「トライアルシート」が今後を見据えて取り組むのに対して、「自己成長確認シート」は振り返りが中心になります。振り返りがしっかり行われると、必ず次につながります。

職員が、本を貸してくれました。クラス懇談でも使った本で、「子どもと一緒にスローに暮らすお母さんの木」(藤田ゆみ著)という本です。この本の中では、著者が自身の子育てを丁寧に振り返り、自分や子どもや社会を見つめています。私自身はといえば、これまで、自分の子育ての振り返りを丁寧にしてこなかったし、第一、「スローに暮らす」というのが、とても苦手です。それでもか、だからこそなのか、この本の中身はスーッと体に溶け込んでいきました。皆さんも、機会があれば是非ご一読ください。ほっこりします。

            

迎春

明けましておめでとうございます。

1月4日から保育が始まりましたが、土曜日ということもあって、実質子ども達の多くが登園したのは、6日(月)からでした。10日間ほど見ない子ども達は、少し大きくなっていて、お正月の出来事を沢山教えてくれました。普段のお休みより、少し煌びやかで賑やかな雰囲気を感じられたでしょうか。

6日の職員朝礼でこんな話を引用しました。

「テ・ファリキ」というニュージーランドの乳幼児カリキュラムでは、「学びは、生涯にわたって続く『旅』」と言われています。私たちも、寄り道や回り道を沢山しながら、今年もみんなで力を合わせて、旅を楽しみましょう。」

今年は、子どもの育ちに、異年齢保育がより重要と考え、「たてわり保育」に舵を切ります。みんなで頭を抱えて、悩みまくるかもしれないけれど、ひとつひとつしっかりと皆で確認していけたらいいなと思います。

本年もどうぞよろしくお願いします。

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